新東京グループについて教えて下さい。

最終更新日 2024年3月27日

新東京グループは、廃棄物の処理にて昨今世界的に問題になっている地球環境の改善に取り組んでいく事をテーマにした会社です。
地球環境の為には、真の循環型社会へのイノベーションが不可欠であると考え、リサイクル技術の確立と技術が使える施設の運営と職員の意識改革にとても積極的な事で定評があります。
(※単に廃棄物の処理だけにとどまらず、環境ソリューション全般に関わる事に意欲的な会社と考えるなら、齟齬がありません。)

新東京グループの具体的な事業

そんな新東京グループの具体的な事業の内訳ですが、「環境プロデュース事業」と「建設解体工事事業」、「メタルマテリアル事業」と「新エネルギー事業」と「トータルサポート事業」で合計5つに分類されます。

環境プロデュース事業

まず環境プロデュース事業に関してですが、これは産業廃棄物の収集運搬や再資源化といったリサイクル全般を指す事業の事です。
各事業所のコストに応じた様々なプランが提案可能な事がポイントであり、新東京グループはその為のリサイクル施設として「全天候型廃棄物処理施設エコロジスタ」と「シントウキョウマテリアルプラント第1~第2工場」、そして「都市型積替保管施設エコジット新木場」に「汚泥再資源化プラント(※許可習得準備中)」の5つを有しています。

全天候型廃棄物処理施設エコロジスタ

具体的な施設内容ですが、「全天候型廃棄物処理施設エコロジスタ」は7階建てマンションに相当する地上21mもの高さを誇ります。
廃棄物運搬専用車両を最上階まで通したら、高低差を利用し再資源化・最終残渣物の搬出処理まで効率的に行える様になっています。
ちなみに最新鋭の機械を導入していますので、工場内の空気であったり周辺環境の方に汚染が出てしまうという様な心配はありません。

シントウキョウマテリアルプラント第1工場

続いて「シントウキョウマテリアルプラント第1工場」ですが、此処は様々な建設廃材の選別に破砕、切断と圧縮処理を行う中間処理施設です。
勿論、廃材処理を委託したクライアントの信頼に足るだけの適正処理は厳守しますし、周辺環境との調和もしっかり考慮しています。
そして第2工場の方は廃コンクリート再生処理施設で、廃コンクリートを破砕した後で、コンクリート骨材の元となる破材を作る施設になります。
単純なリサイクル品の域を超えた高いクオリティの製品を追求している事がポイントです。

都市型積替保管施設エコジット新木場

次に「都市型積替保管施設エコジット新木場」ですが、廃棄物のターミナル施設となる都市型積替保管施設であり物流の効率化の為には不可欠な施設になります。
そして最後の「汚泥再資源化プラント」は、産業廃棄物中最大となる汚泥の再資源化という重要な役目を担っています。

建設解体工事事業

もう1つの建設解体工事事業の詳細ですが、新東京グループは処理施設を自社で有していますので、解体作業からリサイクルの段取(※環境プロデュース事業の持ち所)まで一括で請け負う事が出来ます。
中には解体工事を慎重に行わなければいけない案件もありますが、長年の実績に基づき安全な解体方法を採用しますので心配ありません。
勿論、全ての段取はコスト面も含めて、クライアントの要望をしっかり酌んだ物となる事も見逃せないポイントです。

メタルマテリアル事業

続いてメタルマテリアル事業の具体内容ですが、新東京グループのメタルマテリアル事業は「メタルトレーディング事業」と「白井メタルマテリアルプラント」の2つの要素で構成されています。

メタルトレーディング事業

まず、メタルトレーディング事業は鉄鋼製品の原料になる鉄スクラップのメーカーへの供給と、非鉄屑の海外への輸出が主な内容になります。
高炉、電炉メーカー等クライアントは数多く、資源を大事に使うという点で大きい意味がある活動です。

臼井メタルマテリアルプラント

その動きと密接な関係があるのが「臼井メタルマテリアルプラント」で、4000㎡の敷地内に1000トンクラスのギロチンシャーと大型クレーン付建屋を有した施設であり、金属資源の再利用に大きい活躍をしています。
新エネルギー事業の方は、分譲型太陽光発電システムの販売や施行、コンサルティングが具体内容となります。
太陽光関連の制度面の説明等も含めて、丁寧な仕事で定評があります。
投資用の太陽光発電所の企画や建設の方も請負っている事も見逃せないポイントと言えます。

トータルサポート事業

最後の「トータルサポート事業」は、「環境債務不動産支援事業」と「環境債務不動産バリューアップ事業」の2つで構成されています。
昨今、アスベストや有害物質で汚染されている土地に対して、その処理の為に債務が発生する(=環境債務)という事案が増えてきました。
環境債務によっては不動産価格がマイナスになってしまう事もあり、扱いを間違えると手痛い事になります。

まとめ

新東京グループは、そんな債務不動産に対して実態調査や土壌改善策の提案、処理費用の算出といった仕事を請負ってくれます。
範囲はそれだけに留まらず、環境債務不動産をバリューアップさせる為にも多くの知見を提供してくれます。
(※土地改善のスケジュールの策定も守備範囲)
リサイクルから、汚染された土地の再活用法の提案まで廃棄物や環境関連の事業に関してでしたら、メジャー分野はほぼ全てカバーしている会社と言っても過言ではありませんので、困った事があったら相談してみる事をお勧めします。

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